たしかに、こと国内長期滞在(ジャパニズム・ロングステイ)を扱った雑誌の特集や、実際の体験談を聞きますと、何とも高いものだなぁと思います。
もちろん、供給する側(ホテルや旅館)は、出来るだけ利潤の大きな商品を売りたいと考えるのは当然でしょう。1週間10万円、1ヶ月20万円のホテル。高級会員制リゾート別荘。確かに経済的に裕福でお金がたくさんあれば、そういったデラックスなロングステイはしたいものです。もし、出来たとしても、普通の暮らしを営む人々には、そんな「一生に一度のハレのロングステイ」は、人生にとって二度も三度もないはずです。
こういった旅は、いわば「高級車」、「高級ステーキ」なのです。普通の私たちには、たまに清水の舞台から飛び降りて食べることはあっても、毎日食べることはできません。
私たち「長期滞在.com」はこう考えます。国内長期滞在(ジャパニズム・ロングステイ)を普及するためには、現状の「高級車」「高級ステーキ」「タンスの奥にある晴れ着」感覚のロングステイのしきいをもっともっと下げるべきだと……。
これから、私たちは庶民や若者に向けて「コンパクトカー」「軽カー」、もしくは「居酒屋の料理」「食堂の定食」、「普段着」「ジーパンやシャツ」感覚のロングステイを提供しようと思っているのです。
また、普及を勧めていこうとする理由は、なにも利用する側だけの論理ではありません。
現在国内の多くのホテル・旅館業のみなさまは、空き室が目立つ現状に憂慮されていると思います。
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